山陽新聞デジタル|さんデジ

電子マネー悪用した特殊詐欺防げ 県警、コンビニ店員を対象に訓練

電子マネーを悪用した特殊詐欺被害防止の訓練を行う店員
電子マネーを悪用した特殊詐欺被害防止の訓練を行う店員
 コンビニで販売される電子マネーを悪用した特殊詐欺被害が岡山県内で増えていることから、県警は22日、本物のコンビニ店員に被害防止への対応を実践してもらう訓練を岡山市内の店舗で行った。

 「サイトの利用料金が未納」「パソコンのウイルス除去のために費用が必要」などと持ち掛け、電子マネーを買わせるといった手口。県警によると、県内では今年に入り、5月末時点で5件約320万円(前年同期3件約150万円)の被害が発生している。

 訓練はセブン―イレブン岡山錦町店(同市北区錦町)であり、店員2人が参加。警察官が10万円分の電子マネーを購入しようとする客に扮(ふん)した。県警などは4月、これらの手口をチェックシートにして県内のコンビニに導入しており、店員が用途を確認するとパソコンのウイルス除去を理由に挙げたため特殊詐欺と判断し、店内で待機していた別の警察官に通報した。

 「怪しいと思ったら声掛けを徹底したい」と山原義司店長。県警生活安全企画課の伊藤岳大犯罪抑止対策室長は「今後も訓練を続け、被害防止につなげていく」とした。

(2022年06月23日 11時15分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ