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物価高や安保 舌戦本番さながら 参院選岡山、公示前最後の日曜

街頭や集会で支持拡大を図る(上段左から)小野田氏、住寄氏(下段左から)高野氏、黒田氏(画像を一部加工しています)
街頭や集会で支持拡大を図る(上段左から)小野田氏、住寄氏(下段左から)高野氏、黒田氏(画像を一部加工しています)
 参院選(22日公示、7月10日投票)は公示前最後の日曜となった19日、各地で前哨戦が一段と熱を帯びた。岡山選挙区(改選数1)でも立候補予定者が本番さながらの舌戦を展開。各党が公約に掲げる物価高騰対策や外交・安全保障に関する政策を訴え、支持拡大を図った。

 岡山選挙区に立候補を表明しているのは、自民党現職で再選を目指す小野田紀美氏(39)、共産党新人の住寄聡美氏(39)、諸派で参政党新人の高野由里子氏(46)、無所属新人の黒田晋氏(58)=立憲民主、国民民主党推薦。

 「国防力の強化に向けて必要な予算を積み上げていく。企業の活動も皆さんの安全な暮らしも平和があってこそだ」。小野田氏はこの日夕、岡山市内のホテルで開かれた党県議の県政報告会であいさつに立ち、こう力を込めた。

 午前中は井原市などの県西部を中心に支援者を回った。その後、岡山市内であった党衆院議員の集会に出席し、政府が進める物価高騰対策や安全保障政策に触れつつ「これからも責任与党として日本のために頑張りたい」と述べた。

 住寄氏は倉敷市内で活動した。同市内の後援会事務所で決起集会を開き、憲法9条を生かした平和外交、消費税減税による物価高騰対策といった党の公約を確認。党地方議員らとガンバローコールで士気を高めた後、中心部の商店街や観光地を遊説した。

 JR新倉敷駅近くの交差点でマイクを握り「ウクライナ危機によって軍事力を拡大すべきだとの大合唱が起こっているが、力対力は戦争への道を開く。求められるのは平和外交の徹底だ」と訴えた。

 黒田氏は倉敷駅前の商店街で開かれた朝市の会場を後援会スタッフらと歩いた。来場者にチラシを配って地域の公共交通や医療体制の充実、産業振興といった政策をアピールし、知名度アップに努めた。

 午後は推薦を受ける立民の衆院議員とともに倉敷市議の集会に出席。来賓あいさつでは、玉野市長を4期16年にわたって務めた実績を示しながら「地方にスポットライトが当たる政策を打ち出す。国の仕組みを変えるため力を貸してほしい」と強調した。

 高野氏は党が掲げるマスク着用の自由化を踏まえてノーマスクで活動。玉野市の宇野駅前で街頭演説し、教育問題への対応や食料自給率向上を呼び掛けた。

(2022年06月19日 22時27分 更新)

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