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原発事故判決 岡山弁護団に悔しさ 地裁で同種訴訟 見合う賠償へ努力

 東京電力福島第1原発事故で避難した住民らが国に損害賠償を求めた集団訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は17日、国の賠償責任を認めない判決を言い渡した。

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 「非常に残念だ」。岡山地裁で同種訴訟を争っている原告側弁護団の事務局長・安田祐介弁護士(岡山弁護士会)は、国の責任を認めなかった最高裁の判断に悔しさをにじませた。

 地裁には福島県から岡山県に移住した多数の人が2014年3月、1人当たり1100万円の損害賠償を求めて提訴。審理は今年3月、事実上終了し、最高裁の統一判断を待つ格好で結審が延期されていた。17日の判決を受け、岡山の訴訟で国の法的責任が認められるかどうかは厳しい状況になったが、安田弁護士は「国に対する追及は今後も続けるとともに、原告の被害に見合った賠償が行われるよう努力していく」と述べた。

(2022年06月17日 22時32分 更新)

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