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表現力豊かな意欲作 版画家5人展 津山の文化施設で多彩な80点

津山市、鏡野町ゆかりの版画家の意欲作が並ぶ会場
津山市、鏡野町ゆかりの版画家の意欲作が並ぶ会場
 津山市、鏡野町ゆかりの版画家5人のグループ展「それでも、版へ向かう。―岡山県北版画」が11日、同市川崎の文化施設「ポート アート&デザイン津山」で始まった。制作意欲あふれる若手、中堅の多彩な作品が来場者を楽しませている。26日まで。

 同施設が全国を舞台に活躍する郷土作家を知ってもらおうと、鏡野町の児童らに指導している河内大樹さん(30)=同町=に呼び掛けて初めて開催。両市町在住、出身の30~40代の約80点を集めた。

 河内さんは北海道土産で人気のサケをくわえた木彫りのクマをデフォルメするなどした15点を展示。山陽新聞カルチャープラザアルネ津山教室木版画講師の坂手江美さん(46)=同町=はフキの葉で遊ぶアマガエルといった愛らしい20点が目を引く。2020年に県ゆかりの若手作家に贈られる「I氏賞」奨励賞に輝いた山田彩加さん(36)=同市=は絡み合う植物の根が女性と融合した神秘的な作品など26点をそろえた。

 佐藤真奈美さん(30)=同町、新免泉さん(31)=大阪市在住、同町出身=も近作を中心に並べている。鑑賞していた女性(77)=同町=は「表現力豊かで可能性を感じさせる作品ばかり」と話した。

 午前10時~午後6時(入館は同5時半まで)。火曜休館。入場無料。問い合わせはポート津山(0868―20―1682)。

(2022年06月11日 17時01分 更新)

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