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恋は光(2022年6月17日公開)

(C)秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
(C)秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会

 集英社「ウルトラジャンプ」で連載された「秋★枝」の同名コミックを、いま人気の神尾楓珠主演で実写映画化。恋する女性が光って見えてしまうという特異な体質のため、恋を遠ざけていた大学生・西条(神尾楓珠)と、そんな西条のことを好きな幼なじみの北代(西野七瀬)。一方、西条と同じく恋愛経験がなく、文学作品を読み、純粋に恋を探究する東雲(平祐奈)。そして、人の彼氏を奪いたくなってしまう悪癖を持ちながら、本当は素直に恋をしたいと思う宿木(馬場ふみか)。個性的な4人が繰り広げる“恋”についての探究は、「恋とは?」「好きという感情とは?」を問い掛ける。
原作:秋★枝
監督:小林啓一
出演:神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか

■環太平洋大(岡山市)


冒頭や劇中でキャストが食事したりおしゃべりしたりする場面で登場するカフェテリア
冒頭や劇中でキャストが食事したりおしゃべりしたりする場面で登場するカフェテリア

 4人が通う大学として登場。大講義室、カフェテリア、らせん階段などあらゆるシーンで、劇中のキャンパスライフを彩る。実際に環太平洋大の教授が講義する風景を撮影したほか、学生もエキストラとして出演した。



■井原鉄道(井原―倉敷市)


のどかな風景が広がる車窓からの景色もチェック
のどかな風景が広がる車窓からの景色もチェック

 荏原車庫―吉備真備駅間を2往復して撮影。電車で西城と北代が海釣りに向かう場面と、北代と東雲が、東雲の自宅を訪れる道中の車内の様子を撮影。2シーンの趣を変えるため、車内の装飾を変えるなどちょっとした工夫にも目を向けたい。



■県立美術館(岡山市)


向かいにあるRSKホールディングス内にあるカフェ「QINOCO RSK」でもロケがあった
向かいにあるRSKホールディングス内にあるカフェ「QINOCO RSK」でもロケがあった

 絵画が並ぶ展示室は、クライマックスでお目見え。ネタばれになってしまうため、詳細は作品を見て確認を。



■田土浦公園(倉敷市)


瀬戸内海と瀬戸大橋が眼前に広がる絶好のロケーション
瀬戸内海と瀬戸大橋が眼前に広がる絶好のロケーション

 瀬戸大橋のたもとにある公園で、間近に瀬戸大橋を見ることができる。石垣に座り、西条と北代が海釣りをしながら語らうシーンで登場。小栗旬さんと星野源さんが映画初共演した「罪の声」のロケも行われた。公園がある下津井地区はアニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の舞台でもある。



■つり具のわたなべ(岡山市)


釣り好きの北代のバイト先。釣りのシーンのロケーションもチェック
釣り好きの北代のバイト先。釣りのシーンのロケーションもチェック

釣り好きの北代のアルバイト先。スタッフ用のロゴ入りポロシャツ(非売品)を着て働く姿に注目。海釣りのシーンでは、釣り道具一式を同店が提供している。



■こぼれ話


東雲と北代がボンネットバスで移動するシーンでお目見え=高梁市吹屋地区
東雲と北代がボンネットバスで移動するシーンでお目見え=高梁市吹屋地区

 撮影は2021年7月~8月の約1カ月間。オール岡山ロケのため、後楽園、表町商店街、倉敷美観地区、吹屋ふるさと村といった岡山県民にとってなじみのあるスポットが随所に。どこで撮影したか、映画を見ながら予想してみては?

(2022年06月01日 11時45分 更新)

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