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西日本豪雨の教訓 漫画で学んで 河川事務所 倉敷の全小中生に寄贈

西日本豪雨を教訓に作成した漫画を手にする作者の中務さん
西日本豪雨を教訓に作成した漫画を手にする作者の中務さん
 高齢者や障害者ら要配慮者が多数犠牲になった西日本豪雨の教訓を伝えようと、国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所(倉敷市真備町箭田)は、個別避難計画「要配慮者版マイ・タイムライン」の啓発漫画を、倉敷市立全小中学生約4万1千人に寄贈した。市教委は、各学校の防災教育で活用する方針。

 漫画「僕に出来ること」(B5判、20ページ)は、豪雨時、脚が不自由で自宅にとどまった地元の高齢女性(昨年死亡)がモデル。未来から豪雨前にタイムスリップした孫の男性が、小学5年だった当時の自分に同タイムラインの重要性を伝え、家族や近所の人らと計画を作って、豪雨時に祖母と無事逃げる―とのストーリー。

 女性から経験を聞き取りした倉敷芸術科学大4年の中務ヒナさん(21)=ペンネーム=が作者。同町在住のメディア映像学科の松田博義講師(38)が監修し、子どもや保護者の感想欄も設けた。

(2022年05月29日 16時07分 更新)

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