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救命いかだ、発信器搭載へ 小型船に義務付け、携帯除外

 小型旅客船の設備見直し
 小型旅客船の設備見直し
 北海道・網走港に接岸した作業船「海進」に載せられた観光船「KAZU 1」。船体は青いシートで覆われている=27日午後2時45分
 北海道・網走港に接岸した作業船「海進」に載せられた観光船「KAZU 1」。船体は青いシートで覆われている=27日午後2時45分
 国土交通省は27日、北海道・知床沖の観光船沈没事故を教訓に、改良型救命いかだや、位置情報発信装置の搭載を小型旅客船に義務付けると明らかにした。2時間以内で沿岸と往復し、水温が一定以下の海域を航行する船が対象で、通信設備として携帯電話は認めない方針も示した。操縦免許だけで選任できる船長らに関し、運航経験などの登用基準を導入。事業者の安全性を評価し、マークで表示する制度も設ける。27日の有識者会議で説明し、了承を得た。

 改良型いかだはスライダーで船から乗り移り、水中に漬かることなく救助を待てる。テントのようないかだのほか、屋根のない「救命浮器」も認める。

(2022年05月27日 19時39分 更新)

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