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ロシア、元島民にビザ要求示唆 北方領土の墓参で、外務省局長

 北方領土・択捉島のペケンリタ墓地での慰霊式で手を合わせる墓参団員=2019年7月
 北方領土・択捉島のペケンリタ墓地での慰霊式で手を合わせる墓参団員=2019年7月
 ロシア外務省で日本を担当するアジア第3局長のニコライ・ノズドレフ氏が20日までに共同通信の書面インタビューに応じた。同氏は北方領土元島民の墓参を今後実施する場合は「いかなる特恵も手続きの簡素化も適用されない」と述べ、ビザ取得を求める考えを示唆した。日本政府は、ビザを取って北方四島を訪問すればロシアの主権を認めることになり受け入れられないとの立場で、元島民墓参は再開のめどが立たなくなる恐れが出てきた。

 ノズドレフ氏は、日本と総合的な善隣関係についての条約締結を目指してきたが、「公然とわが国に脅威を与える」国と、そのような協議は不可能だと岸田政権を批判した。

(2022年05月20日 20時24分 更新)

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