4期16年務めた岡山県矢掛町の山野通彦町長(81)が19日に任期満了を迎え、退任した。「職員時代も含め約60年間、支えてくれた先輩、同僚、皆さんには感謝しかない」と述べ、町役場を後にした。
庁舎で退任式があり、職員ら約100人が出席。山野氏は最後の訓示で「一番大切なのは地味に見える仕事だ。住民の生命・財産を守るという基本的なことがきちんとできていてこそ、まちは繁栄できる」と語った。職員から花束を受け取り、拍手で見送られながら退庁した。
山野氏は町総務課長、助役などを経て、2006年4月に初当選した。1期目は福祉や教育、財政健全化などに力を入れ、2期目は産業振興、3期目からは江戸時代の宿場町の風情が残る町中心部の景観を生かしたまちづくりを進め、現在注目の観光地となっている。
新町長の山岡敦氏(56)は20日に初登庁する。
庁舎で退任式があり、職員ら約100人が出席。山野氏は最後の訓示で「一番大切なのは地味に見える仕事だ。住民の生命・財産を守るという基本的なことがきちんとできていてこそ、まちは繁栄できる」と語った。職員から花束を受け取り、拍手で見送られながら退庁した。
山野氏は町総務課長、助役などを経て、2006年4月に初当選した。1期目は福祉や教育、財政健全化などに力を入れ、2期目は産業振興、3期目からは江戸時代の宿場町の風情が残る町中心部の景観を生かしたまちづくりを進め、現在注目の観光地となっている。
新町長の山岡敦氏(56)は20日に初登庁する。
(2022年05月19日 17時40分 更新)