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倉敷駅南再開発が国土強靱化GP あちてらす核の防災拠点機能評価

倉敷市阿知3丁目東地区の再開発エリア。防災拠点としての機能が評価された
倉敷市阿知3丁目東地区の再開発エリア。防災拠点としての機能が評価された
 倉敷市のJR倉敷駅南の阿知3丁目東地区で昨年完了した再開発事業が、防災など国土強靱(きょうじん)化に先進的に取り組む団体や企業を表彰する「ジャパン・レジリエンス・アワード」で最高位にあたるグランプリを受賞した。

 再開発のエリアは駅南の約1・7ヘクタール。市や国の助成を受け、地元住民らでつくる再開発組合が2019年に着工し、21年10月に完了した。ホテルなどの複合施設「あちてらす倉敷」を核に、市営駐車場も備える。

 一帯はかつて古い木造家屋が密集し、防災面の課題を抱えていた。新街区は耐火建築への建て替えに加え、大雨時の浸水対策として、路面舗装に水を通しやすい工法を採用。市営駐車場の2~4階を一時避難場所として活用するなど、災害時の受け入れ拠点としての機能も高めた。

 受賞は倉敷市と、事業に参画したアール・アイ・エー(東京)、旭化成不動産レジデンス(同)、NIPPO(同)の民間3社の連名。4月末に受賞者の発表があり、人が多い市街地での新たな防災拠点の整備を官民連携して進めた点が評価された。

 同アワードは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が2015年に創設。8回目となる今回は、全国から100件以上の応募があった。

(2022年05月11日 15時42分 更新)

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