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フィギュア田中が“最後の舞” 出身地・倉敷で引退セレモニー

引退セレモニーで軽やかな滑りを見せる田中刑事=ヘルスピア倉敷
引退セレモニーで軽やかな滑りを見せる田中刑事=ヘルスピア倉敷
 フィギュアスケート男子2018年平昌冬季五輪代表の田中刑事(27)=国際学園=の引退セレモニーが8日、出身地・倉敷市のヘルスピア倉敷で開かれた。競技関係者が見守る中、“最後の舞”を見せた田中は「素晴らしい指導者や仲間と巡り合えたおかげで、五輪や世界選手権出場という目標をかなえられた」と感謝した。

 セレモニーは、7歳で競技を始めたときから所属した「倉敷フィギュアスケーティングクラブ」の佐々木美行監督らが企画した。黒の衣装で登場した田中はしっとりした曲調に乗せて切れのあるスピン、スピード感あふれるステップを披露。爽やかな笑顔で演技を終え「このクラブで先輩方の背中を追うことで技術を高めることができた。この環境をつくってくれた方々に心からお礼を言いたい」とあいさつした。

 北京冬季五輪・アイスダンス代表の小松原美里、尊夫妻をはじめ、小学生から大学生のクラブ員がはなむけのパフォーマンスを発表。クラブの先輩で10年バンクーバー冬季五輪銅メダルの高橋大輔(関大KFSC)も駆け付け、花束を贈ってねぎらった。

 長い手足を生かした豊かな表現力が持ち味の田中は11年世界ジュニア選手権で2位、グランプリ・シリーズでは16年NHK杯と19年スケートカナダで3位に入った。初出場した平昌五輪は日本の団体5位に貢献し、個人は総合18位。4月に引退を表明し、既にプロスケーター、指導者として活動している。

(2022年05月08日 20時44分 更新)

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