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福山城「しゃちほこ」新調 改修進む五重天守を見学

福山城天守の屋根に新調されたしゃちほこを見学する委員
福山城天守の屋根に新調されたしゃちほこを見学する委員
 8月28日に予定する福山城(福山市丸之内)のリニューアルオープンを前に、五重天守の見学会が6日、関係者を対象にあった。参加者は屋根に新調された「しゃちほこ」や全国の城で唯一となる天守の鉄板張りを見て回り、その威容に目を見張った。

 しゃちほこ2体は年明けに据え付けられ、高さ1・6メートル。鉄板張りは江戸期、防備の弱い城の北側より撃ち込まれる大砲から天守を守るため施されたが、1945年の福山空襲で天守が焼失。1月から黒色の鉄板約2千枚を天守に取り付ける復元作業を進めている。

 1622年の築城から400年を迎えた同城では、市が「令和の大普請」と銘打つ改修を2020年から行っている。この日の見学会には、築城400年記念事業実行委員会(会長・枝広直幹市長)の委員16人が参加。天守内部も見学し、徳川家康といとこの関係にあった初代藩主の水野勝成や、幕末に活躍した老中首座で藩主の阿部正弘の功績に理解を深める展示スペースも紹介された。

 現在、工事に伴って天守はシートで覆われている。工事の足場が撤去され、再び城全体を目にできるようになるのは7月上旬になる見込み。

(2022年05月06日 18時34分 更新)

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