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「もうひと声」バナナたたき売り 美作の観光施設、ガマの油売りも

昭和の日にちなんだイベントで披露されたガマの油売りの大道芸
昭和の日にちなんだイベントで披露されたガマの油売りの大道芸
 美作市湯郷の観光施設「あの日のおもちゃ箱昭和館」で29、30の両日、昭和の日(29日)にちなんだイベントがあり、大勢の観光客が独特の口上を述べて客を引き寄せる「バナナのたたき売り」や「ガマの油売り」の実演を楽しんだ。

 懐かしい大道芸で昭和時代に触れてもらおうと同館が初めて企画。バナナのたたき売りは、行商人が台の上に置いたバナナを前に「私のバナちゃん1等よ」「よっし、どうだ。まだまだあるよ」と滑らかな口調で売り込むと、見物していた観光客が「もうひと声」と応じたり、手を挙げて買い求めたりしていた。

 ガマの油売りは、切れ味の鋭い刀の先にガマの油を塗ると、腕を切っても傷ができないというパフォーマンスで薬の効能をアピールする芸を披露。はかま姿の行商人が巧みな口上と演技で見物客を魅了した。

 姉と2人で訪れた美咲町の女性(81)は「どれも面白く、子どもの頃を思い出した。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えているので気分転換にもなった」と喜んでいた。

 竹中信清館長(80)は「ゴールデンウイークの良いスタートが切れた。大勢の来場でにぎわってほしい」と話した。

(2022年04月30日 16時42分 更新)

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