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温室桃「はなよめ」出荷始まる 勝央、あっさりとした甘みに

「はなよめ」を収穫する石川さん
「はなよめ」を収穫する石川さん
 岡山県内で唯一、温室桃を栽培する勝央町の石川裕之さん(45)方で27日、極わせ品種「はなよめ」の出荷が始まった。28日から県内の百貨店などに並ぶ。

 石川さんは、母の里江さん(69)とともに、色づきや形を確認しながら、傷が付かないよう手のひら全体で包み込むようにし、一つ一つ丁寧にもぎ取った。露地物より1カ月半ほど早く出荷できるといい「冬の寒さが厳しかったため、生育を心配したが、例年通りあっさりとした甘みのある桃になった」と話す。

 この日は約150個(約30キロ)を収穫。町内の選果場で選別されて箱詰めされ、岡山市中央卸売市場を通じて販売される。日川白鳳(はくほう)、白鳳、おかやま夢白桃に加え、今季から導入したさくひめも栽培しており、6月上旬までに約2トンの出荷を見込んでいる。

 JA晴れの国岡山勝英統括本部によると、勝央町では1990年代前半、約10戸が温室桃を栽培していたが、高齢化などにより現在は石川さん方だけになった。

(2022年04月27日 12時45分 更新)

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