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衆院の区割り案「一体性重視を」 自治体内で分割状態 知事が見解

会見で衆院選の県内小選挙区の定数見直しに関する意見を述べる伊原木知事
会見で衆院選の県内小選挙区の定数見直しに関する意見を述べる伊原木知事
 岡山県の伊原木隆太知事は26日の定例記者会見で、衆院小選挙区を「10増10減」する定数見直しを巡り、県内で同じ自治体が複数の選挙区に分割されている現行の区割りについて「人口の多い岡山市以外の市町村は分割しなくても選挙区をつくれる可能性は高い。(新たな区割りでは)市町村の一体性を重視してもらいたい」と述べ、分割解消を望む考えを改めて示した。

 知事は、自身の選挙などで各地を回った際に区割りへの不満を聞いたとし「市町村で主体となっているエリアと(選挙区が)異なると、自分たちが置いていかれると思うのは自然な感覚だろう」と指摘。分割状態が「平成の大合併」によって生じた経緯に触れつつ「歴史的にそうなったことは理解できるが、この機会にぜひ解消してもらいたい」と述べた。

 県内で同じ行政区域が複数の選挙区に分かれているのは岡山、倉敷、真庭市、吉備中央町の計6市区町。「1票の格差」是正のため新たな区割り案の策定に当たっている衆院選挙区画定審議会は2月、市区町村は原則として分割しないとする方針を決めている。

(2022年04月26日 12時30分 更新)

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