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西日本最大級 鉄道ジオラマで誘客 ゆのごう美春閣にルーム開設

ゆのごう美春閣に開業した西日本最大級の鉄道ジオラマ
ゆのごう美春閣に開業した西日本最大級の鉄道ジオラマ
模型車両が行き交うJR岡山駅
模型車両が行き交うJR岡山駅
 宿泊業のホテルリゾート下電(倉敷市大畠)は23日、ゆのごう美春閣(美作市中山)に、岡山の風景を再現した鉄道ジオラマルームを開設した。線路の全長は120メートルで、実物の80分の1サイズの模型車両が走る「HOゲージ」では西日本最大級という。貸し切りやイベントで活用し、新型コロナウイルス禍での誘客を図る。

 大阪の鉄道模型専門店運営会社と協業し、1階ラウンジの一角(幅3メートル、長さ11メートル)に半年かけて作り上げた。線路のほか、JR岡山駅や津山城の備中櫓(やぐら)も3Dプリンターなどを駆使して制作。美作市・三星山の山肌に浮かび上がる「美」の字の明かりも再現した。

 客は自分の車両を持ち込み、走らせて楽しむ。4人までの貸し切りで最大10時間遊べる宿泊プラン(4万円)や、5時間の日帰りプラン(2万5千円)で利用する。ラウンジは従来通りの営業も行い、貸し切りでない日はジオラマを眺めながら飲食が楽しめる。

 この日は開業記念の式典があり、ジオラマを制作したメンバーのほか、美春閣の永山泉水女将(おかみ)が親善大使を務める智頭急行(鳥取県智頭町)の社員らが参加。同急行の西尾和彦営業課長による「出発進行」の合図で、模型車両を走らせた。

 ホテルリゾート下電の創業20周年記念事業の一環。永山久徳代表は「ラウンジをカラオケや酒を提供する場としてだけでなく、思い切り趣味を楽しんでもらえる大人向けのコンセプトスペースにしようと企画した。今後も町並みなどを作り込みたい」と話した。

(2022年04月23日 18時45分 更新)

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