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外国籍の子ども支援へ意見交換 岡山で30日、参加者募る

チラシを手に意見交換会への参加を呼び掛ける謝さん
チラシを手に意見交換会への参加を呼び掛ける謝さん
 「日本語が話せない」「周りに友人がいない」―。そんな悩みを抱える外国籍の子どもら向けのイベント「週末エウレカ」が5月から、奉還町商店街(岡山市北区奉還町)の教育施設・SGSGで始まる。支援のニーズを把握するため30日に同所で開く意見交換会の参加者を募っている。

 外国籍の子どもらの居場所づくりが必要と考えていた一般社団法人SGSG(岡山市、野村泰介理事長)が企画。社会福祉に関する活動や研究を支援する「橋本財団」(同市)の助成を受け、毎月第2、4土曜日にイベントを開くことにした。野村理事長の知人で、岡山大大学院1年の中国人留学生謝芯怡さん(26)が主宰する。

 対象は外国籍やハーフのほか、日本国籍でも長く海外に暮らし日本語が話せない子どもたち。日本語指導や相談事業、料理教室など多文化交流活動を検討している。

 意見交換会は当事者の悩みや具体的な解決策を探る目的で開催。当事者をはじめ、行政・教育関係者ら関心がある人なら誰でも参加できる。参加無料。希望者は同法人ホームページの専用フォームから申し込む。

 謝さんは5年前、日本語が分からないまま留学した。「言葉の壁でなじめない孤独感はよく分かる」と言い、「子どもたちにとって居心地の良い空間をつくり、個々に合った支援をしたい。何ができるかを一緒に考えてもらえれば」と、意見交換会への参加を呼び掛ける。

(2022年04月23日 19時13分 更新)

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