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荒木山古墳西塚調査へ予行演習 真庭・北房地域の住民グループ

墳丘に見立てた急斜面にトレンチを掘る会員たち
墳丘に見立てた急斜面にトレンチを掘る会員たち
 真庭市上水田の荒木山古墳(市史跡)西塚の発掘調査が今秋から始まるのを前に、北房地域の住民グループ「北房文化遺産保存会」は13日、地元の公園で調査の予行演習を行った。本番時に迎え入れる公募のボランティアを的確に指導できるようにするのが目的。

 調査は同志社大や市教委と連携。墳丘や周辺にトレンチ(細長い試掘溝)を数本掘り、規模や構造を確定させる。同大は、北房公民館講座として2018、19年度にレーダーや磁気による同古墳の非破壊調査を合同実施している。市教委は関連費730万円を本年度当初予算で確保済み。

 この日は会員約20人が参加。非破壊調査を指揮した津村宏臣・同大准教授の指導で、墳丘に見立てた斜面に長さ9メートル、幅2メートルのトレンチを設定して表土を剥ぎ取り、10センチの深さに掘った。出た土をふるいに掛けて遺物を見つける作業や記録写真の撮影も体験した。

 会員の男性(69)は「本番をイメージする上で貴重な経験になった」と話した。

 発掘調査は11月~来年2月の週末を中心に設定し来年度も行う予定。

(2022年04月20日 16時47分 更新)

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