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「おしり石鹸」ロングヒット 岡山の高校生開発、会陽イメージ

高校生が開発しロングヒット中の「おしり石鹸」
高校生が開発しロングヒット中の「おしり石鹸」
一つ一つラップで丁寧に包んでいる
一つ一つラップで丁寧に包んでいる
西大寺高の生徒がラッピングを担当している
西大寺高の生徒がラッピングを担当している
 岡山市の女子高校生が開発した「おしり石鹸(せっけん)」がロングヒットを続けている。裸祭り「西大寺会陽」をイメージしており、インパクト抜群の見た目から、会陽の舞台である西大寺観音院(同市東区西大寺中)を訪れた人が土産物や記念品として買い求めている。

 石鹸は締め込み姿になった男衆のお尻の形が特徴。会陽で投下される宝木(しんぎ)にたき込む香に近いと考えたビャクダンの香りにした。おみくじ付き、入浴剤とのセットで千円。

 2020年度に商品開発の授業を受けていた西大寺高商業科の3年生4人が、同市東区役所主催の土産物づくりプロジェクトに参加して製品化した。

 生徒たちが最もこだわったのは形だ。インターネット画像を参考にデッサンするなど理想を求め、シリコン製の型も自作。電子レンジで溶かした透明な石鹸を専用の染色液で色付けし、型に流し込んで作った。ややピンクがかった色合いにし、寒さで紅潮した肌を表した。石鹸作家の白神恭子さん=赤磐市=が指導に当たった。

 昨年3月に市内であったプロジェクトの販売会では、手作りした180個が完売。購入者や観音院の関係者から存続を求める声が相次ぎ、製造を白神さんが、ラッピングを後輩の生徒たちがそれぞれ担うことになった。

 同10月から観音院で販売がスタート。今も3カ月に1度のペースで50個程度を納品。売れ行きは好調という。

 メンバーの1人で、専門学校1年の女子(19)は「苦労して開発したので長く愛されてうれしい」と話している。

(2022年03月24日 16時57分 更新)

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