岡山県内で路線バスを運行する大手事業者4社が1日から一斉に通勤・通学定期券を値上げした。各社とも、新型コロナウイルス禍で乗客が減少し、悪化した収益を改善するためと説明するものの、生活必需品などの値上げが相次ぐ折だけに、家計の負担感を厳しいものにしている。
値上げは県内10事業者のうち、両備ホールディングス(両備バス)と同グループの岡山電気軌道(岡電バス)、下津井電鉄(下電バス)、中鉄バス。4社いずれも通勤・通学定期券ともに割引率を5%引き下げた。変更後の割引率は、通勤定期券が4社ともに35%。通学定期券は両備、岡電、中鉄が45%、下電が原則55%となる。
4社は「コロナの拡大で乗客が減少し、収束後も利用回復の見通しが立たない」と理解を求めている。
利用者で岡山市の高校に通う2年生男子(17)は「コロナ禍の間は仕方ないと思うが、学校の授業料でも親に負担を掛けているので、収束後は元の値段に戻してほしい」と話している。
値上げは県内10事業者のうち、両備ホールディングス(両備バス)と同グループの岡山電気軌道(岡電バス)、下津井電鉄(下電バス)、中鉄バス。4社いずれも通勤・通学定期券ともに割引率を5%引き下げた。変更後の割引率は、通勤定期券が4社ともに35%。通学定期券は両備、岡電、中鉄が45%、下電が原則55%となる。
4社は「コロナの拡大で乗客が減少し、収束後も利用回復の見通しが立たない」と理解を求めている。
利用者で岡山市の高校に通う2年生男子(17)は「コロナ禍の間は仕方ないと思うが、学校の授業料でも親に負担を掛けているので、収束後は元の値段に戻してほしい」と話している。
(2022年03月05日 19時59分 更新)