国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは25日、北京五輪スピードスケート男子で2種目制覇のニルス・ファンデルプールが、中国本土の禁書を扱ったことで懲役10年の判決を宣告された香港の書店関係者の娘に金メダルを寄贈したと発表した。中国の人権問題に光を当てるため、抗議の意味を込めたという。
渡したのは五輪で世界新をマークした1万メートルのものという。ファンデルプールは「中国における人権問題の改善を願う」と述べた。
2020年に判決を受けた「銅鑼湾書店」親会社の株主、桂民海氏の娘は「政治的な理由でとらわれの身となっている人々との連帯を象徴している」と話す。
渡したのは五輪で世界新をマークした1万メートルのものという。ファンデルプールは「中国における人権問題の改善を願う」と述べた。
2020年に判決を受けた「銅鑼湾書店」親会社の株主、桂民海氏の娘は「政治的な理由でとらわれの身となっている人々との連帯を象徴している」と話す。
(2022年02月25日 22時57分 更新)