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保育学ぶ学生に無利子貸し付けへ 岡山県、5年働けば返済免除方針

岡山県庁
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 保育士不足の解消に向けて岡山県は2022年度、資格取得を目指す学生に修学資金として1人最大160万円を無利子で貸し付ける新制度を創設する。県内の保育施設で5年間継続して働くことを条件に返済を免除する方針で、なり手の確保とともに早期離職の防止につなげる。

 保育士資格の取得が可能な大学や短大、専門学校の在学者が対象。月5万円を上限にした2年間の学費に加え、入学時と就職時の準備金としてそれぞれ20万円を借りられる。貸し付けの可否や月額は経済状況や学習への意欲を考慮して決める方針。

 県は年30人の利用を想定し、22年度の当初予算要求に3年分の経費として1億2200万円を計上した。うち9割を国が負担する見通し。

 県内で認可保育施設に入園できない待機児童は昨年4月1日現在で104人。保育士の手厚い配置が必要な0~2歳児が9割近くを占め、保育士不足のために受け入れができなかったケースが多くあったとみられる。

 県子ども未来課は「多くの市町村が保育士の確保に苦労している。制度を活用して就労を目指す人が増えてくれれば」としている。

(2022年01月25日 12時03分 更新)

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