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抗寄生虫薬 コロナ治療効果に自信 ノーベル賞大村氏、岡山で講演

イベルメクチンについて説明する大村氏(画面)
イベルメクチンについて説明する大村氏(画面)
 ノーベル医学生理学賞受賞者で北里大特別栄誉教授の大村智氏の講演が22日、岡山市内で行われた。大村氏は自身が開発に貢献した抗寄生虫薬「イベルメクチン」について、新型コロナウイルス感染症への治療効果に自信を示した。

 イベルメクチンは寄生虫やダニによる感染症の治療に使われる経口薬。海外ではコロナウイルスの増殖を抑える効果が報告されており、国内でもコロナ治療薬としての承認に向けた臨床試験(治験)が進んでいる。

 講演はコロナの感染急拡大を受けて事前収録した動画を流す形式で行われ、大村氏は「イベルメクチンはウイルスの増殖を防ぐとともに体の免疫を高めることが分かってきた」と説明。その上で「インドの一部州やインドネシアでは実際に使用され、感染拡大が沈静化するなど効果が見られている」と述べた。

 県民有志でつくる「賢人を語りつなぐ会実行委員会」主催の市民講座の一環。約40人が会場で聴講したほか、動画サイトのユーチューブでもライブ配信された。

(2022年01月22日 20時24分 更新)

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