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ストレス発散に瓦割りいかが 倉敷の屋根業者が「道場」

整備した道場で瓦割りを披露する小野社長
整備した道場で瓦割りを披露する小野社長
 ストレス発散に瓦割りはいかが―。屋根工事業の小野洋瓦(倉敷市北浜町)は、瓦割りが体験できる「道場」を同社敷地内に整備した。切れ目入りの割れやすい瓦を用意し、力に自信のない人も挑戦できる。爽快感を味わってもらうとともに「瓦に親しむきっかけに」との狙いも込める。

 小野直矢社長(41)が、瓦の名産地である兵庫県・淡路島で同種の道場を数年前に訪れ、自身でも整備しようと思い立った。作業場として使っている建物の一角を改装し、昨年10月に完成させた。

 道場には、瓦を重ねて載せて、割れると台が左右に開くという仕組みのお手製の器具を設置。ボクシンググローブを着用し、瓦の上から拳を振り下ろして割る。雰囲気を盛り上げようと、空手の道着など衣装も備えている。木の板を使う板割りも体験できる。

 屋根材として半分に割って使うため、元々切れ目が入っている「熨斗(のし)瓦」を用意。切れ目を深くしてさらに割れやすくした瓦もあり、力に応じて挑戦できるようにしている。

 「テレビなどで目にし、一度はやってみたいという人も多いはず。割れたときの気持ちよさをぜひ体感してほしい」と小野社長。近年は板金などの屋根の普及で“瓦離れ”が進むが「実際に瓦に触れることで、日本の伝統的な屋根材の良さを感じてもらえれば」との期待も込めている。

 入場料2500円(瓦5枚込み)で、追加の瓦は1枚350円。6月ごろまではオープン記念で入場料2千円(同)、追加の瓦は1枚300円に設定している。事前予約制。問い合わせは同社(086―425―3030)。

(2022年01月22日 16時18分 更新)

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