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岡山市 感染者と連絡にネット導入 コロナ急増で保健所業務見直し

岡山市 感染者と連絡にネット導入 コロナ急増で保健所業務見直し
保健所体制の強化などを決めた対策本部会議
保健所体制の強化などを決めた対策本部会議
 岡山市内で20日、1日当たりの新型コロナウイルス感染者が過去最多の267人に達した。今週は同日までの5日間で911人の感染が判明し、先週の2倍を超えた。自宅療養者は800人以上おり、市は保健所の負担軽減と重症リスクの高い患者への対応強化に向け、感染者との連絡にインターネットシステムを導入するなど業務の見直しに着手した。

 市内では今年に入り、感染力の強い新変異株・オミクロン株の影響などで感染が急拡大。市保健所によると、学校の部活動や通所介護施設でクラスター(感染者集団)が相次ぎ、飲食店や職場でも小規模な集団感染が複数発生している。

 現時点で重症者はおらず、入院が必要な患者には対応できているという。ただ、感染者の行動歴などを聞き取る調査が追いつかず、濃厚接触者の特定にも時間がかかっている。

 こうした状況を踏まえ、公民館などの職員を保健所業務に当たらせるほか、業務体制も見直す。

 保健師が電話で聞き取っていた患者の個人情報を、患者本人がウェブサイトの専用フォームを通じて連絡するシステムを21日から試行。自宅療養者にはスマートフォンから健康状態を入力してもらう仕組みの本格運用も始め、保健師が重症リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人を十分にフォローできるようにした。

 対策本部会議後、大森雅夫市長は「感染者、濃厚接触者の不安を解消し、適切な療養に結びつくよう対応していきたい」と述べた。

(2022年01月20日 17時31分 更新)

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