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靴磨き、岡山の商店街で話題に 月1回ペースで会社員石田さん

路上で靴磨きする石田さん=2021年12月5日、表町商店街
路上で靴磨きする石田さん=2021年12月5日、表町商店街
 岡山市中心部の商店街で、会社員石田壮大さん(25)=同市東区=が月1回ペースで路上で靴磨きをしている。趣味が高じて昨秋から本格的にスタート。市内ではあまり目にすることがなくなった光景でもあり、静かな話題となっている。次回は23日に行う予定。

 石田さんは成人式の際に購入した革靴の手入れ方法を調べるうちに魅力にはまり、昨年5月に愛好家らが語り合うコミュニティー「岡山革靴サークル」を立ち上げた。10月には中心となって靴磨きの技術を競う大会を同市内で開催するなど、会社勤務の傍ら、“革靴愛”を原動力に積極的に活動している。

 路上靴磨きは、さまざまな人の多様な靴を対象にすることで技術向上につなげるのが狙い。7月に同市の奉還町商店街の店先で行ったところ、手応えを感じるとともに、同サークルの活動資金にもなると考え、10月からは表町商店街で週末に月1回ペースで始めた。

 これまでの路上靴磨きでは、登山用ブーツなど初めて手掛けるタイプも。時にはサークルのメンバーも加わっており、利用者からは「気軽に手入れしてもらい助かった」「昔はたくさんいたが、今の岡山では珍しい」などと言われたという。

 23日は正午~午後5時、同商店街のオランダ通り北端に近い場所にある衣料品店「シアター」の店頭を借りて実施。10種類ほどのクリームやワックス、ブラシ、布、汚れ落としのクリーナーといった道具を用意し、1足500円で対応する。鏡面磨きは1500円。

 今後も継続する方針で、石田さんは「靴を大切にしてほしいとの思いが根本にある。希望があれば、手入れの方法も教えたい」と話している。

(2022年01月20日 17時18分 更新)

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