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認可保育1次募集1152人不可 岡山市 待機児童解消達成は不透明

記者会見で認可保育施設の募集結果を説明する大森市長
記者会見で認可保育施設の募集結果を説明する大森市長
 岡山市の大森雅夫市長は20日、4月に認可保育施設への入園を希望する子どもの1次募集について、利用調整の結果、1152人(前年比95人減)が「利用不可」になったと発表した。昨春時点で31人だった待機児童を今春までに解消する従来目標の達成は依然不透明だが、少子化や新型コロナウイルスの影響で申込総数の伸びは鈍化傾向にあり、「追加募集などで少なくとも昨春の31人は下回る」との見通しを示した。

 利用不可はいずれも新規申込者。継続申込者は優先して利用できるため、不可はいない。新規の不可率は25・2%で、前年の25・0%をわずかに上回った。

 申込総数は1万9124人で過去最多となったが、前年からの増加人数は近年の数百人規模から一転、75人にとどまった。内訳は新規4564人(同424人減)、継続1万4560人(同499人増)。年齢別では0歳児1221人(同15人減)、1歳児3249人(同63人減)と低年齢児の申し込みが少なかった。

 市は認定こども園の整備などを進めて昨春から定員を50人増やし、1万8870人分を確保。入園が決まらなかった児童を対象に、2月1日まで2次募集、同2日から3月1日まで3次募集を実施するほか、3歳未満児を認可外保育施設に預ける際の利用料を一部助成する低所得世帯向け制度の活用も呼び掛ける。

 記者会見で市長は「引き続き利用調整に努めて待機児童を一人でも減らし、市民の保育ニーズにしっかり応えたい」と述べた。

(2022年01月20日 11時42分 更新)

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