国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は18日に北京冬季五輪についての記者会見を開き、元アスリートやスポーツ団体代表などが口々に「北京では言論の自由が保障されていない。選手らは危険にさらされている」と警鐘を鳴らした。さらに、中国の人権問題などへの抗議活動は控えるよう呼び掛け、開催を決めた国際オリンピック委員会(IOC)を批判した。
北京五輪組織委員会の担当者は19日に米ワシントンの中国大使館で開いたオンライン説明会で、大会中の抗議活動への対応を問われ、五輪精神や中国の法律、規則に反する行為は「処罰の対象」と明言。取材証没収の可能性を示した。
北京五輪組織委員会の担当者は19日に米ワシントンの中国大使館で開いたオンライン説明会で、大会中の抗議活動への対応を問われ、五輪精神や中国の法律、規則に反する行為は「処罰の対象」と明言。取材証没収の可能性を示した。
(2022年01月19日 20時29分 更新)