山陽新聞デジタル|さんデジ

濃厚接触者の待機期間10日間に 岡山県 県立学校の部活は原則禁止

今後の新型コロナウイルス対策について協議した岡山県の対策本部会議
今後の新型コロナウイルス対策について協議した岡山県の対策本部会議
 岡山県は19日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に関し、待機期間をこれまでの14日間から10日間に短縮したと発表した。従来株からの置き換わりが進んでいる新変異株・オミクロン株の潜伏期間が短いことを踏まえ、社会経済活動の停滞回避を優先する。クラスター(感染者集団)が相次ぐ県立学校では部活動を原則禁止し、県内旅行のクーポン事業も新規予約を停止する。

 同日の県対策本部会議で決めた。待機期間の短縮は厚生労働省の通知を受けた対応。医療や福祉、警察、消防といった社会機能の維持に不可欠な業種の従業員は、さらに短縮して最短6日間とした。濃厚接触者となった従業員に事業者が検査を行い、陰性が確認されれば保健所が待機を解除する。

 県はまた、感染経路や濃厚接触者を調べる「積極的疫学調査」について、保健所の業務逼迫(ひっぱく)を防ぐため、重症化リスクの高い高齢者や持病のある人を優先的に行うこととした。

 県立学校の部活動禁止は、20日から実施。公式な大会を控えている場合に限り活動できるが、人数や時間は必要最低限とし、対外試合や合宿は行わない。各市町村教委や私立学校にも同様の対応を求めた。県内在住者を対象にした旅行クーポン事業「おかやま旅応援割」も同日から当面の間、新規予約を停止する。

 新型コロナの濃厚接触者 感染者が発症する2日前から一定の条件での接触があった人。感染者の同居家族をはじめ、同じ車や飛行機に長時間乗り合わせた人、マスクを着けずに1メートル以内の距離で15分以上会話をするなどした人を想定している。保健所が感染者への聞き取りを踏まえて判断し、感染症法に基づき待機を求めることができる。

(2022年01月19日 11時55分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ