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受験生2次試験へ気持ち切り替え 共通テスト 岡山県内混乱なく終了

テストを終えて家路に就く受験生と会場周辺を巡回するパトカー(左端)=16日午後3時21分、岡山大津島キャンパス
テストを終えて家路に就く受験生と会場周辺を巡回するパトカー(左端)=16日午後3時21分、岡山大津島キャンパス
 大学入学共通テストは16日、全国の会場で理科と数学が実施され、2日間の日程を終えた。生活に身近なテーマを題材に考察する設問が随所に盛り込まれた。各大学は新型コロナウイルスの「オミクロン株」急拡大に伴う感染対策を徹底。初日に東京都文京区の東大前で刺傷事件が起き、2日目は津波の影響で岩手県宮古市の会場が中止になるなど、異例のテスト期間となった。

 岡山、広島、香川県でも試験が行われ、トラブルなく終えた。2日目で受験者が最も多かった数学I・Aと数学1の「数学(1)」の受験率は岡山県が88・9%、広島県が82・0%、香川県が84・7%だった。



 16日も岡山県内13会場で行われた大学入学共通テスト。県内では大きなトラブルなく2日間の日程を終えたが、テスト初日には東京都文京区の東大前で刺傷事件が起き、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」は猛威を振るう。約7600人の受験生はひとまず緊張から解放されたものの、さまざまな不安を抱え、次の関門となる国公立大2次試験や私立大試験に挑む。

 刺傷事件を受け、岡山大津島キャンパス(岡山市)では岡山西署のパトカーが付近を巡回した。「不特定多数の人がいる場所を怖く感じた」と言う就実高の生徒(18)はこの日の朝、母親の車で会場近くまで送ってもらった。岡山市内の高校に通う生徒(18)は「今後の試験では、より厳しい入構制限や荷物検査なども考えるべきではないか」と話した。

 2日目の科目は理科と数学。試験科目のうち、数学の難易度が上がったとする声もあった。「数学I・A」を受けた浪人生(19)は「計算量が多く、前年より難しかった。他の科目も傾向が変わり、対策が生かせなかった」とした。

 全ての試験を終え、会場から出てきた芳泉高の生徒(17)は「勉強のスケジュールが崩れるので、感染するわけにはいかなかった。2日間無事終わって安心した。ただ、今後も気を抜かず2次試験に備える」。倉敷南高の生徒(18)は「これまでの学習の成果が出せ、納得いく手応え。志望する香川大経済学部の2次試験までもうひと踏ん張りしたい」と気持ちを切り替えていた。

(2022年01月16日 22時25分 更新)

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