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津山市長選 現職に2新人挑む形か 告示まで2週間、ムード高まる

(左から)谷口圭三氏、竹内幹雄氏、近藤吉一郎氏
(左から)谷口圭三氏、竹内幹雄氏、近藤吉一郎氏
集会で政策を訴える津山市長選の立候補予定者=10日、津山市内(画像の一部を加工してます)
集会で政策を訴える津山市長選の立候補予定者=10日、津山市内(画像の一部を加工してます)
 任期満了に伴う津山市長選(30日告示、2月6日投票)は、16日で告示まで2週間となった。現職で再選を目指す谷口圭三氏(58)、ともに新人で元美作大客員教授の竹内幹雄氏(75)、同市議の近藤吉一郎氏(56)の無所属3人が立候補を表明。不透明だった情勢は今年に入って現職に新人2人が挑む構図がほぼ固まり、選挙ムードが一気に高まっている。

 谷口氏は昨年9月の定例市議会で出馬を表明。竹内氏は11月に会見して立候補を明らかにした。その後、他に候補擁立の動きがありながら具体化していなかったが、近藤氏が今月6日に名乗りを上げたことで様相は一変した。

 12月に事務所開きをした谷口氏は、後援会の会合や地域での集会、市政報告会に出向いて「これまでの市政を継続・発展させたい」と強調。年明け後も公務前に地元企業へのあいさつ回りをこなして地盤固めを徹底している。同市内の各種団体が支援に動いている。

 竹内氏は「しがらみにとらわれることなく、市民の声を政策に生かす」とアピール。政党や団体の支援は受けず、1人で選挙運動に取り組むとし、事務所の開設も予定していない。ポスター製作などの準備を進めており、選挙戦では街頭演説を中心に支持を訴える。

 近藤氏は出馬会見で「不透明な政策が多い」と現市政を批判。毎朝、街頭演説を続け、宣伝カーも走らせて政策を訴えている。16日に事務所開きを行う。市議会所属会派や道場長を務める空手道場関係者の応援を受け「超党派の市民党」を掲げて浸透を図っている。

 政党は自民、公明、日本維新の会県支部が谷口氏の推薦を決定。ただ、保守系の支持層には昨秋の衆院選で同市をエリアとする岡山3区が6度連続の保守分裂選挙となったしこりが残り、支持基盤は複雑に入り組んでいる。

 市長選は2005年の新市発足後初の選挙となった06年は4人が立候補し、その後の3回は現職と新人の一騎打ちが続いていた。同市は市町村合併により約11万人となった人口が20年10月に10万人を割っており、県北の拠点都市にふさわしい活力創出策などが争点となりそうだ。

(2022年01月16日 08時09分 更新)

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