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藤井風さん ブレーク前の秘蔵映像 倉敷で豪雨被災地支援へ熱唱


 昨年末のNHK紅白歌合戦で圧巻のパフォーマンスが話題をさらい、音楽シーンを席巻している岡山県里庄町出身のシンガー・ソングライター藤井風さん。本紙は2018年、メジャーデビュー前の藤井さんが出演した倉敷市でのチャリティーコンサートを報じた。 電子版「山陽新聞デジタル(愛称・さんデジ)」の取材データに、その時の“秘蔵映像”が残されていた。
西日本豪雨の被災地支援コンサートで熱唱する藤井さん=2018年9月9日、倉敷市
西日本豪雨の被災地支援コンサートで熱唱する藤井さん=2018年9月9日、倉敷市

 コンサートは18年9月9日、天満屋倉敷店(倉敷市)で開かれた。同年7月、同市真備町地区をはじめ各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨の被災地支援を呼び掛けるため、岡山ゆかりのアーティストが集結した。

 魔法使いのような黒い三角帽子をかぶって登場した藤井さんは、昭和のヒット曲「よろしく哀愁」「シンデレラハネムーン」や岡山市出身のシンガー・ソングライター中西圭三さん作の「Choo Choo TRAIN」を披露。自由自在の鍵盤さばきで電子ピアノを奏で、心を揺さぶる歌声を響かせた。

 ここでも圧倒的なパフォーマンスと存在感で聴衆を魅了。最後は他の出演者と「We Are The World」を歌い、被災地にエールを送った。

 大ヒット曲「きみの朝」で知られる真庭市出身の歌手岸田敏志さんら多彩なジャンルのプロアマ27組が出演した中で、記者が藤井さんに注目したのは、コンサートの呼び掛け人である早苗ネネさん=浅口市=の言葉がきっかけだった。

 「愛するってこわい」(1968年)で一世を風靡(ふうび)した女性デュオ「じゅん&ネネ」のメンバーで半世紀以上、音楽界に身を置くベテランは断言した。

 「彼は今、飛び立つために力をためている。もうすぐ必ず大ブレークする」

 その“予言”通り、瞬く間にスターダムへと駆け上った藤井さん。郷土出身アーティストのさらなる飛躍を期待している。

(2022年01月12日 19時20分 更新)

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