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玉野の玉トンネル 3年間通行止め 国道430号 11日から拡幅工事

高さ制限があり大型車が通行できないため拡幅する玉トンネル
高さ制限があり大型車が通行できないため拡幅する玉トンネル
玉野の玉トンネル 3年間通行止め 国道430号 11日から拡幅工事
 岡山県備前県民局は、倉敷市水島地区、児島地区、玉野市を結ぶ幹線道路の交通を円滑化するため、国道430号玉トンネル(同市玉)を拡幅する。11日から約3年間、トンネルを含む和田1丁目交差点~玉第一隧道(ずいどう)交差点の約700メートル区間は全面通行止めになる。

 玉トンネルは、連続するトンネル3本の総称で1959~62年に完成。断面が小さく歩道もないため、高さ3・6メートルを超える大型車や自転車、歩行者は海側の並行道を通行していた。老朽化も進んでおり、2013年には天井からコンクリート片が落下し、車が傷つく事故もあった。

 拡幅工事により、上下の車線をそれぞれ幅3メートルから3・25メートルに広げ、幅3・5メートルの歩道を新設する。高さ制限もなくなる。工事後は玉第一隧道(延長約50メートル)が開削され、トンネルは2本に減る。

 18年度から調査、測量などを進めてきた。工事中、迂回(うかい)路となる並行道は隣接する三井E&Sホールディングス玉野事業所の敷地を借りて2車線化し、歩道も確保する。トンネル部分の事業費は21億5380万円。

 同局工務第三課は「工事中は朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生する恐れがあるが、理解と協力をお願いしたい」としている。

 工事に伴い、両備バスは朝の時間帯に現地を通る路線バスの始発時刻を見直すほか、玉野渋川特急バスの一部は宇野駅始発に変更する。

(2022年01月06日 12時52分 更新)

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