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岡山メルパ 1月末で閉館 福武観光発表、駅前再開発に伴い

来年1月31日で閉館となる岡山メルパビル
来年1月31日で閉館となる岡山メルパビル
 映画館運営の福武観光(岡山市北区駅前町)は21日、JR岡山駅東口の「岡山メルパ」(同)を来年1月末で閉館すると発表した。現地で再開発事業の計画が進んでおり、立ち退きを決めた。閉館後は福武ジョリービル(岡山市北区中山下)5階の1スクリーンに絞り、興行を続ける。

 福武観光グループは1946年5月、同地区で木造2階の映画館「岡山松竹座」をオープン。「岡山東映」などを経て88年6月、「岡山メルパビル」(鉄骨鉄筋7階延べ約4千平方メートル、4スクリーン)を開業した。

 閉館後はジョリービル5階のジョリー東宝(1スクリーン)を「岡山メルパ」に改称して運営する。本社も同ビルに移す。福武義修社長は「33年間のご愛顧に感謝したい。再開発後はエリアのにぎわい創出につながる施設を検討したい」としている。

 再開発地区は敷地約1万平方メートルで、土地や建物の所有者は約40人・法人。計画ではマンション、ホテル、駐車場の3棟延べ約8万4千平方メートルを再開発組合が整備する。現在の権利を再開発ビルの床などに置き換える権利変換計画を組合が市に申請中で、不備がなければ近く認可される見通し。福武観光などによると、来年2月にも解体工事を始め、5年程度で完了する見込み。

(2021年12月21日 18時14分 更新)

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