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アッケシソウ自生地保全で活動賞 浅口・守る会、県内初受賞

浅口市寄島町の自生地で赤く色づいたアッケシソウ。守る会が熱心に保護活動を続けている=10月
浅口市寄島町の自生地で赤く色づいたアッケシソウ。守る会が熱心に保護活動を続けている=10月
受賞を報告する花房会長(中央)
受賞を報告する花房会長(中央)
 本州唯一とされる浅口市寄島町、アッケシソウ自生地(市天然記念物)の環境整備に取り組む地元の「アッケシソウを守る会」が、公益社団法人・環境生活文化機構(東京)の持続可能な社会づくり活動表彰・生物多様性保全活動賞を受賞した。表彰を受けたのは県内初で、草刈りや祭りの開催など保全、啓発活動が評価された。

 守る会は、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されているアッケシソウの群生が2003年に寄島干拓地で確認されたのを機に、地元住民が04年に結成。現在は市内中心の約90個人・団体が清掃や草刈りなど保護に取り組んでいるほか、茎が緑から赤に変わる秋に合わせ、08年から毎年10月に祭りを開催するなど啓発に力を入れている。

 11月29日に東京で表彰式があり、今月10日には花房泰志会長と荒川晃行副会長が市役所を訪問。栗山康彦市長らが「賞に値する活動であり、これからも頑張って」などと激励すると、花房会長は「受賞で元気と勇気をもらった。小中高校生や地元企業も活動に参加してくれており、さらに盛り上げたい」と話した。

 同機構は16年度から表彰を開始し、21年度は同会を含む全国5企業・団体が受賞した。

(2021年12月21日 13時29分 更新)

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