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福山・本瓦造船で給油船の進水式 招待された市民が門出祝う

給油船「テクノエース」の進水式。大勢の市民らが船の門出を祝った
給油船「テクノエース」の進水式。大勢の市民らが船の門出を祝った
造船教室で工場内を見学する子どもたち
造船教室で工場内を見学する子どもたち
 福山市鞆町後地の本瓦造船第2工場で18日、給油船「テクノエース」(347トン)の進水式が行われた。招待された子どもら市民約500人が大きな拍手を送り、船の門出を祝った。

 式では、神事の後、誠之館高音楽部吹奏楽団の演奏に合わせて陸と船をつなぐ綱が切られると、真っ赤な船体がドックから海上へ出て行った。子どもたちは歓声を上げ、写真撮影する人もみられた。

 式に先立ち、同工場で造船教室も行われた。小中学生ら約50人が参加し、本瓦造船と、テクノエースの船主・商船三井テクノトレード(東京)の担当者から、船を製造する工程や船による輸入などについて説明を受けたり、工場内を見学したりした。

 小学5年児童(11)は「近くで大きな船を見てびっくりだった。船の造り方に興味を持った」と目を輝かしていた。

 テクノエースは全長約50メートル、幅約9メートル、航海速力は10・5ノット。710立方メートルの貨物油タンクを備える。来年3月末から、東京湾でタンカーや自動車運搬船などへ燃料の重油を供給する予定。

 本瓦造船の本瓦誠社長は「地域の人に見守られ進水できて感無量。来てくれた子どもたちが海運に興味を持ってくれれば」と話していた。

(2021年12月18日 16時23分 更新)

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