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吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)

 「吉備の環(わ)プロジェクトチーム(PT)」は13~15日、美作市を巡りました。現地から発信したツイッター投稿の一部を紹介します。

 PTは現在、年内最後の訪問先となる瀬戸内市で活動中。来年1月中旬から再開し、県内各地を回る予定です。まちの魅力や課題を電話(086―803―8091、平日)、メール(kibinowa@sanyonews.jp)でお寄せください。

吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)
遺徳を語り継ぐ
 清貧な暮らしぶりで「そば粉聖人(しょうにん)」と呼ばれた高木峰次郎(1851~1918年)が祭られているお堂(殿所)です。飢餓や難病から人々を救うため、体の一部を犠牲にしながら祈ったとされ、その遺徳は地元で大切に語り継がれています。地元の方が、大勢が集まった没後百回忌供養祭(2017年)の様子を、写真集を手に教えてくれました。

吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)
麺づくりに最適
 「本当に麺づくりに適した場所なんです」と言うのは、とちやま製麺工場(後山)代表の杤山吉一さん(59)。東粟倉地域の新鮮な水や空気を生かし、もち麦うどんなど20種類以上の商品を扱います。毎日午前0時半から製麺を行っており、「自然豊かな風景を眺めながら一息つく瞬間が楽しみ」と笑っていました。

吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)
武蔵にちなんで
 約130年の歴史を持つ田中酒造場(古町)。「寒冷な気候と澄んだ水を生かしています」と田中里栄さん(58)。大原地域が宮本武蔵の生誕地とされることにちなんだ「武蔵の里」などの商品を扱っており、今月からは仕込みが始まったそう。地域の魅力を尋ねると「交通の便が良いですよ。大阪まで約2時間です」。

吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)
美作番茶を残す
 県内有数のお茶産地・海田地区では、栽培や製茶に関わる方々との出会いがありました。豊富な知識でニーズに応じた商品の提供、PRなどに努めるのは小林芳香園の小林将則さん(30)。栽培農家と生産量が減少傾向にあるとして、「美作番茶を絶やさないようにしなければ」と力を込めました。

吉備の環PT見聞録 美作市(13~15日)
最後まで使う
 古道具ここち(湯郷)のオーナー高山雅子さん(52)は7年前から「最後まで使ってあげたい」と鹿革製品を手作りしています。市内で駆除された鹿の革の多くが廃棄されることを知ったのがきっかけ。クラフト体験も行っており、「多くの人が現状を発信してくれたらいいな」。

(2021年12月16日 17時04分 更新)

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