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日本伝統工芸展岡山展が最終盤 陶芸や染織、ファンら優品を堪能

卓越した技が光る伝統工芸の優品に見入るファンら
卓越した技が光る伝統工芸の優品に見入るファンら
 岡山市北区天神町、岡山県立美術館で開催中の「第68回日本伝統工芸展」岡山展(山陽新聞社など主催)は12日まで。最終盤の9日も多くのファンらが訪れ、作家たちの磨き抜いた技と個性が生み出した優品を堪能していた。

 陶芸、染織、金工、人形など7部門からなる全国最大規模の工芸公募展。会場には人間国宝(重要無形文化財保持者)から気鋭作家まで、入賞・入選作など計251点が集う。

 県内からは備前焼の人間国宝伊勢崎淳さん(備前市)の割木のような打文を施した花器をはじめ、ミリ単位の細やかな木片を組み合わせた木工作家西山謙二さん(笠岡市)の木画箱、ゴーヤーの花と葉を上品に描いた漆芸家塩津容子さん(総社市)の蒟醤(きんま)箱など13点が並び、訪れた人はいろいろな角度からじっくりと鑑賞していた。

 倉敷市、男性(74)は「若い作家の作品も素晴らしく、伝統が受け継がれていることを感じた。人の手が生み出す仕事はいいですね」と話した。

(2021年12月09日 18時05分 更新)

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