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熊本高専教員が「九州ブロック肢体不自由児者父母の会 熊本大会」にて講演

2021年12月09日 10時00分 更新
熊本高専教員が「九州ブロック肢体不自由児者父母の会 熊本大会」にて講演
独立行政法人国立高等専門学校機構
独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校(熊本県合志市、校長:荒木啓二郎) 企画運営部 教授 清田公保が、2021年10月31日(日)にオンラインで開催した「第37回九州ブロック肢体不自由児者父母の会 熊本大会」において、国立高専機構事業であるGEAR 5.0(未来技術の社会実装教育の高度化)の介護・医工分野の活動報告を行いました。


 これまでの GEAR-AT分野の活動を行っているなかで、学校のWebサイトを通じて、その成果に関心を持った「父母の会」からお声掛け頂いて今回の講演につながったものです。 GEAR 5.0では、地域密着型・課題解決型・社会実装型など従来型の高専としての特長を生かしつつ、オール国立高専の資源を駆使した新たな人材育成モデルの構築や、企業、自治体、大学などと幅広く連携し、ユーザーサイドの視点も取り入れた効果的な人材育成など、高専だからこそできる人材育成の質的転換を行っています。本大会では、支援技術(AT/Assistive Technology、以下「AT」)を用いた共生社会の実現に向けた全国高専の社会実装事例について講演を行いました。
【URL】https://www.zenshiren.or.jp/publics/index/82/

講演概要
演題「持続可能な地域医療・福祉を支える共生社会の実現」
教授 清田 公保 氏
独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校
清田教員による講演の様子

(講演内容)
 高専と企業が連携し共同研究することで生産性向上が実現。高専卒の学生が、通常業務(専門技術系)と障害者就労支援(AT 技術者)の両方ができるスーパー技術者のタマゴとして活動開始。障がい者雇用と支援体制の維持確立が同時に実現可能になります。
 全国の高専が地域の障がい者や高齢者の困りごとの相談窓口となり、全国高専ATネットワークによるATコンサルチームが解決策の支援技術を即効で各地域に提供する「高専支援技術普及センター構想」について解説しました。また、高専において未来技術を活用した障がい者の気持ちが分かるAT技術者を輩出することで、各企業において障がい者を雇用するノウハウを蓄積し、障がい者就労を後押しする共生社会に向けた取組を紹介しました。

開催概要
「第37回九州ブロック肢体不自由児者父母の会 熊本大会」
日時:令和3年10月31日(日) 10:00-12:30
開催方式:オンライン(Zoom)
主催:九州ブロック肢体不自由児者父母の会連絡協議会
主管:熊本県肢体不自由児者父母の会連合会
大会開催チラシ
(大会テーマ)
「我が子の安心した生活を求めて」
~これからの社会の中、障がい者が豊かに生きることができるよう、今、私たちが出来ること~

(趣旨)
現代社会では、地震や豪雨災害などの大規模災害に続き、新型コロナウィルス感染拡大、IT化社会 と、今まで想像もしなかった社会の変化に、障害のある子の親は戸惑うばかりです。障害のある子どもが、どんなに変化した社会情勢になっても、その能力や可能性を最大限に伸ばし、地域社会の中で生き生きと豊かに生活することができるよう、社会全体の教育・医療・保健・福祉・労働等との連携を活用して、今、親として出来ること、やらねばならないことを考えます。障害のある我が子の笑顔を守る為に、世代を超えて親達が共に集い、知恵を出し合い行動していく為に、熊本大会を開催しました。

(プログラム)
10:00 開会式のことば  九州ブロック肢連連絡協議会副会長(佐賀県肢連会長) 福市 繁幸
    主催者挨拶    九州ブロック肢連連絡協議会会長(熊本県肢連会長)   加賀野 幸子
    来賓祝辞      (一社)全国肢体不自由児者父母の会連合会代表理事  清水 誠一

10:10 講演:1 演題 高専機構事業 GEAR5.0-AT
         「持続可能な地域医療・福祉を支える共生社会の実現」
         熊本高等専門学校 [教授] 清田 公保 氏

10:55 講演:2 演題「普通に暮らすために医療からできること」
          おがた小児科内科医院 [院長] 緒方 健一 氏

11:40 講演:3  演題「最後までその人らしく生きるための法制度」
          歩み法律事務所 [弁護士] 松村 尚美 氏

12:20 閉会式
歩み法律事務所 松村 尚美弁護士による「障がい者に関する法制度」の講演
全国高専ATネットワークによる地域の困り感を解決するための仕組みの説明
長崎県肢体不自由児者父母の会連合会 小濱規男会長による大会決議表明


肢体不自由児者父母の会連絡協議会について
全肢連は、肢体不自由児・者の福祉の増進と、自立による社会参加を目的として、さまざまな事業を推進しています。
○肢体不自由児・者が、自立更生できるような環境づくりに努めています。
○肢体不自由児・者の福祉に関する社会的啓発を進めています。
○肢体不自由児・者の福祉に関する調査や研究を行っています。
○47都道府県父母の会育成強化のため、知識の普及と助成を行っています。
○その他、目的を達成するために必要な事業を行っています。
○同じ悩みをもつ父母が集まり、相互の交流をはかり、協力し合いながら常に研鑽に励んでいます。

GEAR5.0について
国立高専機構が立ち上げたGEAR 5.0事業(未来技術の社会実装教育の高度化)における「介護・医工」分野では、中核拠点校である熊本高専と、協力校4校(函館・長野・富山・徳山)を中心に、「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想(共生社会に向けた「地域の困りごと」をHUBとなる地域の高専が、聞き取り、課題解決や支援技術を提案していく全国高専支援技術普及センターの立上げ構想)とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとして活動しています。



高専における共生社会実現のためのGEAR5.0-ATの全国展開
GEAR5.0 運営体制
拠点校の担当ブロック
 GEAR5.0における社会実装事例
高専機構GEAR5.0紹介ページ
https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html

GEAR5.0介護・医工分野HP
https://www.kosen-at.com/

熊本高等専門学校について
2つのキャンパスに6学科・2専攻を有し、ICT技術を共通基盤とし、電子情報系と融合・複合工学系分野を特徴とする高等教育機関であり、国際的に通用する実践的・創造的技術者の育成と科学技術による地域社会への貢献を使命としています。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本高等専門学校
所在地:熊本県八代市平山新町2627
校長名:荒木 啓二郎
設立:2009年10月
URL:https://kumamoto-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【お問い合わせ先】
熊本高等専門学校 総務課研究・社会連携係
TEL:096-242-6433
e-mail:sangaku@kumamoto-nct.ac.jp
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