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鳥インフル 井原の養鶏場は陰性 岡山県発表、卵の出荷停止は解除へ

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は8日、福山市の養鶏場での鳥インフルエンザ発生を受け、井原市にある系列養鶏場の鶏を検査した結果、感染は確認されなかったと発表した。井原市の養鶏場に対する卵の出荷停止は国と協議した上で解除する。福山市の発生農場では同日も広島県による鶏約3万羽の殺処分が続いた。

 岡山県の検査は、岡山家畜保健衛生所が個体を抽出してPCRなどで行っていた。卵とともに出荷停止としている鶏の移動については2週間後に再検査し、異常がないことを確認した上で解除する見通し。

 同養鶏場は福山市の発生農場と同じ法人が経営し、鶏約12万羽を飼育している。福山の養鶏場から鶏ふんを搬入して堆肥に加工していたことから、岡山県が家畜伝染病予防法に基づく疫学関連農場に指定。7日には場内の堆肥処理施設に消毒用の石灰を散布する封じ込め措置を実施した。

 県畜産課は「県内で発生させないよう、全ての養鶏業者に対して今後も対策を徹底するよう促していく」としている。

 一方、広島県によると、福山市の発生農場での殺処分は8日午後2時時点で8割程度に相当する2万4220羽を終えた。鶏は処分終了後に埋却する方針で場所の選定を進めており、施設の消毒作業も併せて行う。

 県はまた、感染防止態勢の強化に向け、福山市の4カ所に設けている畜産関係車両の消毒ポイントを尾道、府中市にも1カ所ずつ追加した。

 殺処分は職員が最大570人の態勢で昼夜6交代しながら続行しており、県農林水産局は「職員の頑張りで着実に作業が進んでいる。迅速に防疫措置を終え、感染拡大を防ぎたい」としている。

(2021年12月08日 21時37分 更新)

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