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早苗ネネさん 学校に和歌うた進呈 万葉集など題材「県内届けたい」

備前市役所で和歌うたCDアルバムを贈呈した早苗さんと吉村市長(左)ら
備前市役所で和歌うたCDアルバムを贈呈した早苗さんと吉村市長(左)ら
 浅口市在住のシンガー・ソングライター早苗ネネさん(71)は、百人一首や万葉集などの和歌を歌詞にした独自の音楽ジャンル「和歌うた」のCDを学校向けに進呈している。伝統文化を学べる教材として活用してもらおうと、これまでに浅口、笠岡、備前市に寄贈。「岡山県内全ての子どもに届けたい」と意欲を燃やしている。

 早苗さんはヒット曲「愛するってこわい」(1968年)で知られる女性デュオ「じゅん&ネネ」のメンバーで2012年、浅口市に移住。和歌を組み合わせ、自作のメロディーで歌う和歌うたを考案し、CDアルバム3作品をリリースしている。学校への提供は16年、小倉百人一首の全首を15の組曲にした作品を完成させたのを機に始めた。

 浅口、笠岡市に寄贈後、新型コロナウイルス禍で中断していたが11月下旬、備前市に「和歌うた 小倉百人一首」35枚と「高台寺三十六歌仙」3枚を贈った。同市で10月に開かれた芸術イベントに出演したのがきっかけ。市役所で贈呈式があり、松畑煕一教育長に手渡した。CDは市内の保育園・こども園、小中高校に配布される。

 吉村武司市長から感謝状を贈られた早苗さんは「音楽、国語、歴史が同時に学べる。コロナ禍が収束すれば、子どもたちに生の歌声も届けたい」と話した。

 CD提供の問い合わせは、和歌うた実行委員会岡山(080―6345―4157)。

(2021年12月05日 17時16分 更新)

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