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副反応 98%が1週間以内に消滅 米モデルナ製接種 岡山大追跡調査

 岡山大は、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種者を対象にした追跡調査の結果をまとめた。ほとんどの人で2回目の接種から1週間以内に副反応の症状がなくなっていることが明らかになった。

 同大でワクチン接種した教職員、学生計3447人に、1カ月間の体調の変化を質問。注射した部分の痛みやかゆみ、倦怠(けんたい)感、発熱など12種の症状について有無や経過を調べた。

 37・5度以上の発熱では、無症状のケースを含めて96・9%の人で3日以内に症状がなくなっていた。痛みでは87・0%、倦怠感は91・0%だった。いずれの症状も、98%以上の人で1週間以内に治まっていた。

 一方で、接種との因果関係ははっきりしないが、1カ月後も体調不良が続いた人が少数いることも分かった。症状は発熱や吐き気などで、同大は長期的なケアの必要性を指摘している。

 調査に当たった同大大学院の頼藤貴志教授(疫学・衛生学)は「ほとんどの人にとってワクチンは安全だと考えられる。接種を迷っている人の後押しにつなげたい」と話す。

 結果は同大大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野のホームページで公開している。

(2021年12月05日 15時34分 更新)

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