西日本豪雨で大きな被害を受けた総社市昭和地区の住民が整備していた地域活性化施設「みなぎの里 大国屋」が4日、地区内のJR美袋駅前にオープンした。ランチや喫茶を中心に営業し、住民の交流や観光客誘致を図る。
施設は、東日本大震災や同豪雨で使われた仮設住宅のうち1棟を駅前の市有地に移築、改装した。木造2階延べ70平方メートルで、客席を約20席設けて調理スペースも備える。整備費約2600万円は市が補助した。
住民でつくる美袋駅前活性化委員会が運営し、日替わりで洋食や中華、うどんなどの料理を提供。将来は外に設けたウッドデッキで野菜を販売し、高齢者の買い物支援にもつなげる。
開店に先立って式典があり、委員会の多田英章会長(75)が「地域づくりの拠点として頑張ろう」と呼び掛けた。地元の神楽社中が備中神楽を披露し門出を祝った。
西日本豪雨では高梁川の氾濫により、地区のほぼ3分の1に当たる約400世帯が床上浸水した。被災後に商店の撤退なども相次いだ。地元の女性(91)は「近くに店が少なくなり、買い物に困っていた。よい施設ができ、感激している」と話した。
営業時間は午前11時~午後5時。当分、年末年始を除き毎日営業する。
施設は、東日本大震災や同豪雨で使われた仮設住宅のうち1棟を駅前の市有地に移築、改装した。木造2階延べ70平方メートルで、客席を約20席設けて調理スペースも備える。整備費約2600万円は市が補助した。
住民でつくる美袋駅前活性化委員会が運営し、日替わりで洋食や中華、うどんなどの料理を提供。将来は外に設けたウッドデッキで野菜を販売し、高齢者の買い物支援にもつなげる。
開店に先立って式典があり、委員会の多田英章会長(75)が「地域づくりの拠点として頑張ろう」と呼び掛けた。地元の神楽社中が備中神楽を披露し門出を祝った。
西日本豪雨では高梁川の氾濫により、地区のほぼ3分の1に当たる約400世帯が床上浸水した。被災後に商店の撤退なども相次いだ。地元の女性(91)は「近くに店が少なくなり、買い物に困っていた。よい施設ができ、感激している」と話した。
営業時間は午前11時~午後5時。当分、年末年始を除き毎日営業する。
(2021年12月04日 19時49分 更新)