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「レナード彗星」撮影に成功 笠岡のアマ天文家・佐藤さん

佐藤さんが撮影したレナード彗星=2日午前4時30分(2分露光)
佐藤さんが撮影したレナード彗星=2日午前4時30分(2分露光)
 井原市立高講師でアマチュア天文家の佐藤司さん(66)=笠岡市=が2日、米国の天文台が1月に発見した「レナード彗星(すいせい)」の撮影に成功した。彗星は徐々に光を増し、地球に最接近する12日ごろには4等級ほどの明るさになると予想されている。

 レナード彗星は太陽系を一度だけ横切り、戻ってこないという。佐藤さんは秋ごろから観察を続け、2日午前4時半ごろ、井原市美星町で天体望遠鏡にデジタル一眼レフカメラを取り付けて撮影した。「6等級ほどの明るさで尾も伸び、彗星らしい姿が見られた」とし、双眼鏡でも見ることができたという。

 倉敷科学センター(倉敷市福田町古新田)によると、双眼鏡などがあれば12日ごろまでの夜明け前、東の空で観測できる。6日前後はうしかい座の1等星アルクトゥールスが目印になり、見つけやすいという。

 佐藤さんは「非常に興味を持っていた彗星。やっと天気にも恵まれて撮影できた」と喜び、「今後も尾の形の変化などを追っていきたい」と話している。

(2021年12月02日 20時07分 更新)

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