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外国人宿泊 19年比96.8%減 県内7~9月、コロナ影響続く

外国人宿泊 19年比96.8%減 県内7~9月、コロナ影響続く
 岡山県は、今年7~9月に県内で宿泊した外国人旅行者数の調査結果をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限が響き、総数は2360人と7万4千人以上が宿泊したコロナ流行前の19年比で96・8%の減。20年(2005人)よりはわずかに増加したものの、厳しい状況が続いている。

 国、地域別に19年と比較すると、同年に2万4268人と最多だった台湾は13人。いずれも1万人を超えていた中国、香港はそれぞれ186人、6人に激減し、韓国も3562人から55人になった。この4カ国・地域には岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)発着の直行便があるが、期間中の全路線が運休したことが影響した。

 20年比では総数で17・7%の増。7月に東京五輪の事前キャンプで男子ホッケーのカナダ代表が岡山市内に滞在したことなどが増加につながったという。

 政府は11月8日から外国人のビジネス関係者や留学生らに対する入国制限を大幅に緩和したが、観光客は対象外。同30日からは新たな変異株「オミクロン株」の急拡大に伴い外国人の新規入国を禁止している。県観光課は「当面は厳しい状況が続くが、制限緩和を見据えてSNS(会員制交流サイト)を使った情報発信に力を入れたい」としている。

 調査は、19年度の外国人宿泊者数が延べ千人以上だった36施設の実績を集計した。

(2021年12月01日 16時56分 更新)

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