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ダム事前放流「柔軟な対応を」 高梁川流域4市長ら意見交わす

事前放流の運用などについて協議した意見交換会=国交省岡山河川事務所
事前放流の運用などについて協議した意見交換会=国交省岡山河川事務所
 2018年の西日本豪雨で被害を受けた高梁川流域4市の市長と河川、ダムの管理者による会合が29日、オンラインで開かれ、あらかじめダムの水位を下げておく「事前放流」の運用などを巡って意見を交わした。

 倉敷、総社、高梁、新見の4市長と国土交通省岡山河川事務所や県の担当者らが参加。県の担当者が今年8月中旬、県内各地で大雨が続いた際、西日本豪雨に匹敵する出水が懸念されるとして、管理する河本ダム(新見市)で事前放流を行い、下流域の河川で水位を制御できたことを報告した。

 これに対し、高梁市の近藤隆則市長は浸水被害がなかったことから事前放流を評価した上で「今後も住民が安心できる対策を的確に行ってほしい」と要望。倉敷市の伊東香織市長は「放流には実施基準もあるが、長時間の雨の際はさまざまな機関の知見を集め、柔軟な対応を検討してもらいたい」と述べた。

(2021年11月29日 17時49分 更新)

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