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東京都内で今月開かれた岡山県の…

 東京都内で今月開かれた岡山県の移住促進プロモーションをのぞいた。在京メディアを前にした伊原木隆太知事は、旅先で働く「ワーケーション」を念頭に「岡山の良さは付き合っていただくとよく分かる」と強調した▼仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を両立させるワーケーションはコロナ禍によるテレワークの浸透で一気に注目度を増した。コロナ後の一極集中緩和や地域再生を見据えた地方の期待も大きい▼岡山県は今秋、首都圏在住者らを対象に県内に1週間滞在してもらうモニターツアー「7日岡山」を企画した。共有オフィスや古民家でテレワークをしながら温泉や観光地を巡り、地元住民と交流するプランは当選倍率が80倍近い人気だった▼もっとも身近な働き方としてはこれからのようだ。調査会社クロス・マーケティングと山梨大が今春行った調査では、テレワークをしたことがある人でも、ワーケーションの経験率は6・6%にすぎない▼一方、ワーケーションの経験者からは「リフレッシュできた」「リラックスできた」との感想がいずれも3割以上を占め、満足度が高いことがうかがえる▼仕事と休暇のメリハリをどうつけるか。就業規則や労務管理の在り方なども問われそうだが、働き方はまだまだ多様化していきそうだ。「休暇付き職場」の選択肢があっていい。

(2021年11月28日 08時00分 更新)

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