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オリックス山本投手 初の沢村賞 備前出身、県内から43年ぶり

沢村賞に選ばれ、笑顔でポーズをとるオリックスの山本由伸投手=22日、東京都内
沢村賞に選ばれ、笑顔でポーズをとるオリックスの山本由伸投手=22日、東京都内
 プロ野球で最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」が22日発表され、オリックスの山本由伸投手(23)=備前市出身=が初受賞した。東京都内で同日開かれた選考委員会で全会一致で選出された。岡山県出身者の受賞は1978年の松岡弘氏(ヤクルト、倉敷市出身)以来、43年ぶり4人目。

 プロ5年目の山本は26試合に登板し18勝5敗、防御率1・39、206奪三振、勝率7割8分3厘で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠に輝き、オリックスの25年ぶりのパ・リーグ優勝の原動力となった。東京五輪でも日本代表のエースとして金メダル獲得に貢献した。

 プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏にちなんだ沢村賞の選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目。山本は完投と投球回以外の5項目をクリアした。

 山本は備前市・伊部小、備前中を経て宮崎・都城高から2017年にドラフト4位でオリックスに入団。150キロを超える速球と鋭い変化球を武器に頭角を現し、19年は最優秀防御率、20年は最多奪三振のタイトルを手にした。今季はレギュラーシーズンで球団記録を48年ぶりに更新する15連勝をマークした。

 岡山県出身者では過去に松岡氏のほか、1970年に平松政次氏(大洋、高梁市出身)、74年に故星野仙一氏(中日、倉敷市出身)と野球殿堂入りを果たしている2氏が沢村賞を受賞している。

(2021年11月22日 22時46分 更新)

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