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「ベニトンボ」岡山県内で初採集 オオキトンボは倉敷で38年ぶり

守安さんが採集したベニトンボ(提供写真)
守安さんが採集したベニトンボ(提供写真)
守安さんが採集したオオキトンボ(提供写真)
守安さんが採集したオオキトンボ(提供写真)
 倉敷昆虫同好会幹事でトンボの研究に取り組む元中学校教諭守安敦さん(64)=倉敷市=が、鮮やかなピンクの体色が特徴の「ベニトンボ」と、環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている「オオキトンボ」を同市内で採集した。ベニトンボの採集は岡山県内初、オオキトンボの採集も市内38年ぶりという。

 ベニトンボは体長約4センチ。平地や丘陵地の水のきれいな池やダム、河川などで見られる。オオキトンボは全身鮮やかなオレンジ色で、体長はアカトンボの仲間で最大の約5センチ。開けた大きい池沼で主に見られるという。

 守安さんは10月、知人が和気町内でベニトンボの撮影に成功したとの知らせを受け、ベニトンボが好む条件がそろう同市児島稗田町内の池で2匹を見つけ採集。別の日に同じ池でオオキトンボ1匹も捕まえた。

 「予測が当たり驚いた。オオキトンボまで見つかるとは」と守安さん。理科教諭だった1991年から調査を行っており、「新たな発見には、まだ誰も知らないというわくわく感がある。今後は県内のトンボの分布を明確にし、生態も調査していきたい」と話す。

(2021年11月22日 16時14分 更新)

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