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「明治ごんぼう」収穫最盛期 井原・芳井 12月5日即売会

地区特産の「明治ごんぼう」を掘り出す生産者
地区特産の「明治ごんぼう」を掘り出す生産者
 井原市芳井町明治地区で「明治ごんぼう」の愛称で親しまれている特産ゴボウの収穫作業が最盛期を迎えている。秋空の下、生産者は太く育ったゴボウを丁寧に掘り出している。

 同地区は標高400メートル前後の高原地帯。粘土質の土壌でじっくりと育つため、歯応えの良いゴボウに仕上がるという。約40戸が計6ヘクタールで栽培し、年間約80トンを市内のスーパーなどに出荷している。昨年10月には特許庁の地域団体商標(地域ブランド)に「明治ごんぼう」として登録された。

 収穫作業は例年同様、10月初旬から本格化。明治蔬菜(そさい)園芸組合の佐藤範雄組合長(78)=同市=の畑(約15アール)ではショベルカーに取り付けた専用の爪で土を掘り起こし、直径3、4センチにもなるゴボウを1本ずつ手で引き抜いている。

 佐藤組合長によると、長梅雨の悪影響が懸念されたものの、水はけの良い傾斜地では順調に生育し、おおむね例年並みの出来だという。収穫作業のピークは12月末まで続く。

 同組合は12月5日午前8時から午後2時ごろまで、明治ごんぼう村ふれあい広場(同市芳井町花滝)で即売会を開く。佐藤組合長は「独特の風味を気に入り、毎年楽しみにしている人も多い。鍋物やおせち料理の具材として食べてほしい」と話している。

 屋台やステージイベントなども交えた恒例の「明治ごんぼう村フェスティバル」は、新型コロナウイルス感染防止のため中止された。

(2021年11月29日 06時22分 更新)

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